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小田 治恵; 川間 大介*; 清水 浩之*; Benbow, S. J.*; 平野 史生; 高山 裕介; 高瀬 博康*; 三原 守弘; 本田 明
Journal of Advanced Concrete Technology, 19(10), p.1075 - 1087, 2021/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Construction & Building Technology)TRU廃棄物処分場では安全性や構造の安定性の確保、及び放射性物質の移行遅延などの観点からコンクリートの使用が考えられている。本研究では、コンクリートの劣化及びひび割れ発生をコントロールする化学-輸送-力学にまたがる非線形連成プロセスを対象とし、複数の計算プログラムを用いて連成解析を実施した。このような連成解析モデルを開発することにより、TRU廃棄物処分場における長期のコンクリート劣化及びひび割れの発生をコントロールする可能性のある重要な非線形プロセスと関係を見出していくことができる。
井戸 毅*; 三浦 幸俊; 星野 克道; 神谷 健作; 浜田 泰司*; 西澤 章光*; 川澄 義明*; 小川 宏明; 永島 芳彦*; 篠原 孝司; et al.
Nuclear Fusion, 46(5), p.512 - 520, 2006/05
被引用回数:86 パーセンタイル:92.82(Physics, Fluids & Plasmas)重イオンビームプローブ(HIBP)によるポテンシャル揺動と密度揺動の同時計測により、JFT-2Mトカマクの静電揺動スペクトルと揺動粒子束を明らかにした。周波数約15kHzのコヒーレントな測地的音波モード(GAM)をLモード中に同定した。このモードはセパラトリクスから約3cm内側の位置でピークを持ち電場強度が約1.4kV/mである。算出した乱流揺動粒子束は間欠的であることがわかった。密度揺動は、広帯域にわたってGAMにより変調されており、算出した揺動粒子束もGAMの影響をうけていることがコヒーレンス解析で判明した。Hモードでは、GAMが消え、揺動,揺動粒子束も大きく減少している。算出された大きな間欠的バースト的粒子束の原因解明は今後の課題である。
鈴木 勝男; 鈴土 知明; 鍋島 邦彦
日本原子力学会和文論文誌, 3(1), p.24 - 33, 2004/03
本論文ではディジタル最適H推定器を用いて異常反応度の実時間検知を行うシステムについて議論する。本システムは、反応度バランス法に基づき検知するもので、正味反応度推定器,フィードバック反応度推定器、及び反応度バランス回路から構成される。正味反応度推定器及びフィードバック反応度推定器には、それぞれH最適フィルターが用いられた。正味反応度推定器は特に、非線形核動特性を考慮して設計した。また、高速増殖炉の実験炉「常陽」の数値シミュレーションを用いて、本システムの性能が評価された。その結果、本システムは典型的な反応度外乱1¢を0.1¢の精度で数秒以内に検知し、実用に適用できることを確認した。
藤森 伸一; 井野 明洋; 岡根 哲夫; 藤森 淳; 岡田 耕三*; 真鍋 敏夫*; 山下 正廣*; 岸田 英夫*; 岡本 博*
Physical Review Letters, 88(24), p.247601_1 - 247601_4, 2002/06
被引用回数:13 パーセンタイル:60.53(Physics, Multidisciplinary)巨大非線形光学効果を示す一次元電子系[Ni(chxn)Br]Brに対する、角度分解光電子分光実験の結果について報告する。光電子スペクトルでは、約500meVの分散を持つバンドがBrillouin zone前半に存在するが、付近で消失するのが観測された。同様の一次元電子系であるSrCuOなどで観測されている、スピン・電荷分離に伴う二つの分散は観測されなかった。これらのスペクトルを- chainモデルによって解析を行い、Cu-O系に用いられるパラメータよりも、電荷移動エネルギーを減少させることによって以上の特徴が説明できることを明らかにした。光電子スペクトルにおける明確なスピン・電荷分離の不在と、巨大非線形光学効果は、この小さな電荷移動エネルギーが原因であると考えられる。
A.Saltelli*; 本間 俊充; T.Andres*
PC 94: Proc. of 6th Joint EPS-APS Int. Conf. on Physics Computing, 0, p.511 - 514, 1994/00
この論文では、モデル出力のグローバルな感度解析の新手法を提案している。これは、よく知られている不確かさ重要度指標に基づくものである。与えられた入力パラメータが、出力の分散に寄与する割合を計算するために、全影響を示す分散項をここで導入した。この分散項は、注目するパラメータが他の全てのパラメータと相互に関係することによって生ずる全ての項を含んでいるという意味で、真にグローバルな指標となっている。しかも、比較的安価な計算コストで達成できる。
佐々木 忍
Robotica, 12, p.309 - 322, 1994/00
被引用回数:2 パーセンタイル:32.49(Robotics)シリアルに結合された空間機構が作業空間および関節座標空間相互でいかにふるまうかを統一的に扱うことは、Roboticsの1つの重要なテーマである。本報は、機構的自由度、関節の種類、関節軸のねじれやオフセット等の基本的な属性を全て一般化すると共に、Recursiveな表現で問題を定式化し、空間的位置、姿勢をはじめヤコビアン等の計算(またシンボリックな自動生成)のみならず、冗長・非冗長なアーム解を効率的に誘導する方法を提案する。特異性(Singularity)や非線形変化に対しても十分ロバストなアプローチであることが数値実験で明らかとなる。
佐々木 忍
Mech. Mach. Theory, 28(5), p.685 - 697, 1993/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Engineering, Mechanical)本報は、6リンク・マニピュレータの逆問題を決定するアプローチについて提唱する。原モデルを残差二乗和を基本とする制約条件のない最適化問題へ書換えた後、この非線形系を最小二乗法や準Newton法により、精度よく誘導することにポイントをおく。計算機シミュレーションは、提案モデルが在来のNewton法と対比して収束特性を向上させ、特に形式的自由度の消滅が計算効率に大きく反映していることを示した。
佐々木 忍
Robotica, 11, p.253 - 262, 1993/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.3(Robotics)本報では、多関節形マニピュレータのアーム・ソリューションを決定する実用的で信頼性の高い方法を提案する。目的関数を最小化する典型的な数学的構造に基づき、このマニピュレータ方程式系に最適化理論を適用する。性能評価実験は提案した3つの異なるアプローチが従来法に比して、十分な優位性と実用性を示した。特に線形化モデルに導入したアルゴリズムは極めて有効である。
山口 祐司*; 栗田 源一; 竹田 辰興
JAERI-M 89-021, 16 Pages, 1989/03
抵抗性磁気流体(MHD)方程式の完全系に基づく3次元非線形抵抗性MHDコードを開発した。本コードは抵抗性MHD方程式の完全系を簡約化せずに直接、半陰解法を用いて円柱配位で解くものである。これにより、簡約方程式系では表わせなかったトカマクプラズマにおける巨視的現象を表わすMHD計算を効率よく実施することができる。m/n=2/1及びm/n=1/1ヘリシティの非線形抵抗性計算を行い妥当な結果を得た。
幾島 毅; 石塚 宏; 井出 朗*; 早川 均*; 新貝 和照*
日本原子力学会誌, 22(1), p.55 - 67, 1980/00
被引用回数:3 パーセンタイル:41.96(Nuclear Science & Technology)黒鉛ブロックから構成された多目的高温ガス実験炉炉心の耐震研究の第1段階として、炉心構成要素である1本のコラムの1/2縮尺模型による振動実験を実施した。そして次の結果を得たので報告する。コラムはソフトスプリング特性と、境界との衝突によるギャップガタ系のハードスプリング特性を有する。衝突最大応答値は境界ギャップ幅の増加とともに増大する。上端ブロックのギャップ幅の増加はコラムの最大変位点を押し上げるが、上端ブロック重量増加はその逆の効果を有する。地震波入力に対する最大応答値は正弦波のそれの40~75%である。コラムの減衰定数は約30%であり、コラムの変位振幅の増加とともに大きくなる。シミュレーション解析値と実験値とは良く一致し、本文で示した解析法がブロック型燃料高温ガス炉炉心の地震応答解析法に有効であることがわかった。
東井 和夫; 竹田 辰興
Nuclear Fusion, 14(4), p.577 - 579, 1974/04
被引用回数:3抄録なし
横山 啓一; 小林 孝徳*
no journal, ,
インパルシブラマン散乱により回転励起された分子の非線形光学応答に関する考察を発表する。複数回のラマン散乱によりカスケード的に回転励起された分子集団はコヒーレントな状態では空間的に一様ではない。そのため、局所的な密度演算子のみを用いた従来の解析法では再現できない信号波形が得られる可能性がある。今回我々は空間的に非局所的な密度演算子を用いた計算を行い、インパルシブラマン散乱を起こす励起レーザーパルスの集光が原因となり信号波形の角度依存性が現れることを予測し、実験データと定性的に一致する傾向を確認した。